にこみNEWS


WACOMのintuosシリーズが一新! 液晶タブレットも登場
2001.9.25

PhotoshopやPainterで絵を描くときはもちろん、みなさんおなじみのお絵かき掲示板などでも最早必須アイテムのペンタブレットですが、タブレットといえばやはりワコムですよね(SIIとかのもありましたが…)。
筆者もArtPad ADB→UD0608II→intuos600とワコムのタブレットを使っていますが、UDからintuosに変えたときのペンの感触の進化には驚いたものです。
そのintuosが数年ぶりにバージョンアップし、「intuos2」として発表されました。見た目は色が変わったり標準でマウスがついていたりしますが、実際のところ、前モデルからはどう変わったのでしょうか?

intuos2シリーズ

▽ハードウェア
タブレット部分ですが、さらに読取
分解能や傾き検出レベルが向上したのかというとそうではなく、このへんの基本スペックは以前のintuosシリーズと変わりないようです。本体色のラインナップが増えたくらいでしょうか(笑)?
相変わらずオーバーレイシートがついているのでトレスには便利に使えそうです。
個人的には、もう少しこのオーバーレイシートの平滑度を下げてほしいですね。ペン先が紙に描くときに比べてつるつると滑りやすく、もう少し引っかかり感があったほうがいいような気がします。仕方なく薄口の紙を一枚かぶせていますが、これはこれでペン先の消耗が著しくて困ったものです。

次にペンですが、これはかなりよさそうですね。なんといってもグリップがラバーになったのがグッドです。さらに個人的にはジャマで仕方なかったサイドスイッチが取り外し可能になった点も大きなポイントです。こういう細かい改良が意外と重要だったりするんですよね。

他の部分では、今までオプションだったマウスが標準装備だったりしますが、このあたりは以前のシリーズで4Dマウスを触ったことがないのでよくわかりません。まぁ左手に持って使ってくれということなのでしょうけれど、左手って普通キーボードに乗ったままでPhotoshopのショートカットを使っていますから、手に染み付いていると2D/4Dマウスに移行するのかは難しいところです。もっとも、2D/4Dマウス独自の操作ができるような機能がアプリケーションに対応していれば別ですけどね。

最後にこれらintuos2シリーズの各デバイスは、互換性が無いためintuosシリーズのデバイスとしては使用できないそうです。ちっ、ペンだけ買おうと思ったのに(笑)!!

▽バンドルソフト
以前のモデルは一部を除き「Pentools(あ、使ったことないや…)」と「PainterClassic」がバンドルされていましたが、今回はテンコ盛りです。定番の「PainterClassic」に始まり、ペイント感覚のドロー系ソフト「Expression LE」、アノテーション&手書きメールソフト(?)「PenPlusパーソナル」、そしてWindows版のみですがデジタルコミック作成ツール「ComicStudio mini」がバンドルされます。さらに年内はCMYKが使えないことで有名な(笑)「Adobe Photoshop Elements」もバンドルされるそうです。

余談ですが、聞いたところだとintuos2にバンドルされるComicStudio miniはベースがバージョン1.00になるので、細かいバージョンアップ(9/25現在で1.04)で体感速度も向上している製品版に比べると動作が多少重いそうです。このくらいのタイムラグは致し方ないでしょうねぇ。

▽価格以上の割安感?
さて、気になる価格ですが…それぞれ若干ですが安くなっているようです。一般的なA4サイズで比較すると、前のモデルである「i-600USB」が39,500円で、後継モデルである「i-620USB」が36,500円です。実際にはバンドルソフトや2Dマウス
の分もありますから、実質的には3,000円以上の割安感はあるのではないでしょうか。
しかし…PainterClassicもComicStudioもPhotoshopElementsも持っている筆者としては、あんまりお得じゃないような気がしてきました(笑)。失礼ですがおまけはおまけ以上になりませんからね^^;

▽液晶タブレット「Cintiq(シンティック)」
そういえば、今回のワコム新製品はintuos2だけではありません。
同時に発表されたのはあの液晶タブレットPLシリーズの後継機種(だと思う)「シンティック」です。写真を見ていただければわかると思いますが、液晶モニタの画面がそのままタブレットの描画エリアとなっているもので最近ではSonyのVAIO-Lシリーズの一部に搭載されていました。
こちらは1,024×768のいわゆるXGAサイズで、価格は168,000円です。

数年前、PL-300が出た当時にメーカーテスト機を触る機会があったのですが、あのころは視野角が狭くて見にくく、またパネルとスクリーンの間の隙間が大きくて「描いている」という感じがあまりしませんでした。
今回のシンティックは、製品紹介ページを見る限りそのあたりの欠点がほとんどなくなっているように見えますね。こちらもintuos2同様、機会があればぜひ触れてみてインプレッションができればと思います。借りられるかなぁ…
シンティック

▽intuos2製品紹介ページ
 http://tablet.wacom.co.jp/products/intuos2/intuos2_index.html

▽ワコムのホームページ
 http://www.wacom.co.jp/

[ text: 天上@nicomi.com ]


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