にこみNEWS


COPICドローイングペンでペン入れ環境が変わるのか?
2002.12.20

前回のNEWSで冬コミカタログのことを書いたくせに当日買いに行けなくて、昨日めろんちゃん行ったら売り切れ…というわけでとらのあなで買ってしまった管理人です。
もうカタログ買った方はご存じかもしれませんが、表4(裏表紙ね)の広告に思わせぶりなペンのシルエットが…これは新製品?というわけで早速コピックの企画開発担当にしてFF11仲間である(関係ないか…)某氏にいろいろ聞いてしまってついでにサンプルも強奪いただいてきました。FFでもいろいろアイテムいただいてお世話になっております。
# 画像が汚いのはライティング失敗のためです。すみません。


▲F01(左)とマルチライナー(右)

というわけでこの新製品「コピックドローイングペンF01」というものですが、画像を見ていただくとわかるようにマルチライナーのペン先の替わりにつけペンのペン先がついたもの…というか簡易万年筆そのものです。
ただ、そのへんは担当さんのコダワリが随所に見られます。早速試し描きしてみたのですが、ペン先も長年万年筆を作ってきた職人さんの協力により新規に金型から開発され、丸ペンと同等あるいはそれ以下の細い線からGペンに近い線まで綺麗に引けるようになっています。つーかペン先の裏側が鏡面仕上げになってるよこれ…(笑)。
インクもよくあるカートリッジ方式ではなく中綿から毛細管現象で適量が供給されるしくみなので、長い線を一気に引いてもインクが途切れたりしないそうです。また、そのインクですがカーボンブラック並の黒さ(濃度1.9だそうです)で、簡易万年筆にあるような青さはまったく見られません。ちなみに染料タイプでコピックマーカーでは流れないですが、水彩絵の具やリキテックスなど流れるものもあるそうです。
それから寿命について聞いてみたのですが、インクについては通常使用で1200m程度とのことです。原稿用紙換算で何枚分かどうかはわかりませんが、筆圧が高い人はペン先のほうが先に摩耗してしまうこともあるかもしれませんね。筆者の場合はどうやら筆圧が高いようで、よくピグマやマルチライナーの先をつぶしてしまっていましたが、これならペン先が先にヘタレてしまったとしてもマルチライナーよりは遙かに経済的に使えそうです(笑)。

▲ペン先を上から見たところ

▲こちらは下から

あとは肝心の描き味ですが、アイシー漫画原稿用紙に描いた感じでは変な引っかかりもなく、違和感無く線を引くことができました。ただ、新品はアタリが出てくるまでしばらく試し書きをして馴染ませた方がいいかもしれませんね。また、難点を挙げるとすれば、ペンの自重が軽いのでブレやすいのと、微細な力加減で線の太さにバラつきがでやすい(逆を言えばタッチがつけやすい)のとグリップがプラスチックなので滑りやすいかな〜というところですが、これは仕方ないのかも…。タチカワの新ペン先という同様の製品もちょっと使ってみたのですが、描き味という意味ではF01とは違った方向性を持っていますね。

気になる価格は1本300円(税別)。2003年1月1日から各ショップに並びますが、例によって冬コミのトゥールズブース(西ホール1F)で先行販売されるとのことなので、新しもの好きや画材マニアはこの機会にどうぞ。

というわけでこのF01、今の画材から簡単に置き換えるというのは自分のスタイルが確立している人ほど難しいとは思いますが(もしくは下描きからすべてペンタブレットとか…)、とにかくインスタントにつけペンの感覚でガシガシペンを入れていける優れモノというのは間違いなさそうです。
「プロのまんが家先生やアシさんなどにダメ出しを食らいながら改良を続け、ようやく納得してもらうところまでこぎ着けた。しかし、これが最終地点ではなく、ユーザさんの意見をどんどん採り入れながらさらに満足度の高いものにしていきたい」とは先の担当さんの話…常に上を目指すという姿勢はFF11のプレイングにもよく表れているようで、もうすぐLv56だとか…えっ?やっぱり関係ないですか。そうですか。


▽コピックのホームページ
 http://www.too.com/copic/

[ text: 天上@nicomi.com ]


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